アメリカ研修レポート

三浦 智恵里 (2006年4月入社)

 友愛メディカルでは、毎年5名前後のスタッフが役員の推薦を受けて海外研修に参加しています。 参加したスタッフは医療分野の先進国であるアメリカの病院・薬局・大学薬学部・薬剤師会などを視察し、現地薬剤師との交流を深めます。
 
  私は平成22年5月31日から6月7日までの期間、アメリカテキサス州での研修に参加致しました。 アメリカの薬剤師に刺激を受けた点は数多くありますが、中でもプロトコルと検査値を元に、ワーファリンの用量調節やインスリンの単位数調節をも行っている点が印象に残っています。アメリカの薬剤師に与えられた責任の大きさ、そしてそれを担うだけの力があり頼られている存在だということを強く感じました。アメリカの薬剤師も研鑽を積み重ね、何年もかけて評価を上げていき、ようやく現在のような活動ができるようになったそうです。医療費削減が深刻な課題となっている日本でも、薬剤師にもっとできることは無いのか、海外の薬剤師活動を参考にできないか、と検討している話を聞いたことがあります。研修に参加したことで、日々の業務への姿勢や努力は今後の薬剤師の活躍の場を広げる可能性になるということを実感し、改めて自身が目指す薬剤師像、医療の未来と薬剤師の関わりを真剣に見つめ直すことができました。

 今回は合計10ヶ所の施設に訪問するという密度の高いスケジュールでしたが、テキサスならではの食事を味わう機会や、夜には参加スタッフ同士で交流を深める時間もあり、職員同士の結びつきも強まったように感じます。また、友愛メディカルの研修では、こうして学んだ点を学会で発表したり、各店舗に報告する機会が設けられたりと、情報を共有し、積極的に話し合える体制も整っています。例えばドライブスルーでも受付・投薬ができる方式を採用している店舗がありますが、これもアメリカで見学した薬局を参考にしたもので、毎日多くの患者様にご利用いただいています。今後も研修で得た貴重な経験を生かし、薬剤師として患者さまのために、そして医療のために、我々が果たしていく使命を追求し発展させていきたいと思っています。