災害ボランティア活動報告

竹田 祥 (2007年入社)

 平成23年3月11日の東日本大震災により、たくさんの被災者が避難所での生活を余儀なくされました。被災者に医療を提供すべく、日本医師会は災害医療チーム「JMAT」(ジェイマット)を派遣しました。私は平成23年4月7日に茨城県薬剤師会を通じ、薬剤師としていわき市での災害ボランティアに参加しました。

医師、看護師、薬剤師で医療チームを構成し、各避難所を回りました。本部にある医薬品から基本的な医薬品を避難所に持っていき、医師の処方に基づき調剤・投薬を行いました。

全国各地からの医療チームが交代で活動し、各避難所へは毎日訪問していました。現場には大きな混乱が生じていましたが、避難者に医療を提供し、さらに注意が必要な方は全体で把握することができていました。非常にキメの細かい医療を提供できているように感じました。しかし、医療チームが入れ替わりで活動するため、情報共有の難しさがあることも感じました。その中でお薬手帳や、血圧手帳といったツールを利用することは非常に有効だと思いました。

 今回の活動を終えて、調剤はもとより、後発品などの医薬品の判別や医薬品の管理など、薬の専門家として薬剤師が活躍できる場所を見出すことができました。緊急時に社会に貢献するためにも日常業務を大切にして、切磋琢磨していく必要があると感じました。